アーク溶接時に発生する溶接ヒューム(以下,ヒュームという)は,アークの熱によって溶かされた金属が蒸気となり,その蒸気が空気中で冷却され固体状(金属酸化物)の細かい粒子となったもので(図参照),われわれの目には煙のように見えます。 溶接作業者は,常にヒューム発生源の近傍で作業をしているで,無防備では大変危険です。
溶接のヒュームガスは労働者に健康を障害を及ぼす恐れがあることから、令和3年4月1日より法が改正されました。
主に関係するのは、
1、これまで通り保護具の着用の厳守(ヒュームガス用)
2、特定化学物質作業主任者の選任(1年間の猶予あり)
3、特定化学物質健康診断の実施等
2021/4/6 熊栄協力会 安全品質環境部 ✉