同業者との情報共有の中での大ヒヤリハット事例を紹介します。「アルミバタ4.0m×50本とハイテン3.0m×40本をトラックの荷台から吊り上げ、10m程揚ったところで、タワークレーンの親ワイヤーが定期点検を行っていたのにも関わらず、切れてそのまま吊り荷が落下し、トラックのキャビンを直撃した。2mずれていたら(トラックの荷台に落ちていたら)逃げ場が無く死亡事故につながっていた。吊り荷下の人払いの徹底を行っていたのではなく、たまたま助かった。」というものでした。
一年前(死亡事故事例:荷台に2名乗っており吊り荷が落下。)も同じこといっていたような気がしますが、自社では、いくら教育していても直っていない(解っていない)のが現状です。運転手は荷台から離れていない。(見る限り荷台の上にずっといます。安全な昇降設備を設置していない者は、面倒くさいから特にやってない。言われないとしない。)また、玉掛けワイヤーは、新しいものほど切れやすいというデータもあるそうです。ある程度馴染まないといけないようです。そう、何が起こるか予測できないこともあるのです。その際には、吊り荷下には人間が居てはだめなのです。何かあっても想定外では済まされません。
そこで、3月度の安全目標は、
・吊り荷下・ブーム下の人払い徹底
・整理整頓の徹底
・体調不良・発熱37.5℃以上の場合は休養。手洗い・うがい・咳エチケットの徹底。
とします。
また、重点的にパトロールとチェックを行っていきます。