安全衛生委員会を行いました。
今シーズンは温暖化傾向といいますが油断は禁物!わが社は10年前の事故を決して忘れてはいけません。1月初旬は、長期休暇明けで人・設備・機械も「非定常状態」で思わぬ事故を招いてしまう危険性があり現場では特に注意が必要です。
注意事項 ①寒冷による作業手順の省略やハンドポケット、衣服の着過ぎによる不安全行動 ②雪による電気事故・閉塞事故・滑り事故・除雪作業時の転落・除雪機械での事故 ③低温で金属等がもろくなり、特に衝撃力が加わると「低温脆性(ぜいせい)破壊※変形しないで突然に壊れてしまうこと」の危険性がある ④配管やバルブ内等での氷結によるパイプ等の破壊 ⑤空気の乾燥による静電気の発生とその障害 →これらの冬季特有の事故や災害を防止するため、設備の点検はもとよりKY活動、リスクアセスメントをがっちり実施しましょう!!
ここで勉強!
現場用語でいうと「しゃこかえし」正式用語は「シャックル返し」
※上の図は、正しいシャックルの使い方です。特にシャックルの取付方向に注意が必要です。シャックルを使うときは、絞り側にボルトがこないようにシャックルの向きに注意すること(ボルトを絞る時は図の反対側に普通はなるので、それを返すからシャックル返しと言います。ようは、ボルトが緩んで吊り荷が落下しないようにしましょうということです)
KY活動に取り入れるとしたら、①シャックルのボルトは最後までねじ込む ②その後はシャックル返し これでダブルセーフティーですね。
委員会の中で、解っているのか、それとも手を抜いているのか? 現場でやっていない若手作業員に見受けられたので議題にあがりました。
そもそも、この玉掛け方法(呼び名)はなんというのでしょうか?
シャックル掛け → ×
目通し(絞り)掛け → 〇
です。