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【プロセスエコノミー2】※アップデート

 人の脳の最大の欲望は、消費ではなく学習。消費できる量は限りがあるが学習には終りがなく、しかも持続可能。プロセス自体を共有し、学習することは人の本性に合っている。

 「考働」の場面におけるファクターを求めてみます。

「はたらく人の幸せ因子」

・自己成長(新たな学び)

・リフレッシュ(ほっと一息)

・チームワーク(ともに歩む)

・役割認識(自分ごと)

・他者承認(見てもらえている)

・他者貢献(誰かのため)

・自己裁量(マイペース)

 「はたらく人の不幸せ因子」

・自己抑圧(自分なんて)

・理不尽(ハラスメント)

・不快空間(環境いやいや)

・オーバーワーク(へとへと)

・協働不全(職場パワハラ)

・疎外感(ひとりぼっち)

・評価不満(報われない)

うちは、どうでしょうか?

 働くことを通じて、自身の学びや成長へとつなげ、目の前の仕事にもやり甲斐や意義を見出そうとする姿勢は、働く幸せを実感するための重要なマインドセットであり、働く人に限らず、全ての人に共通する幸せのエレメントでもある。働く幸せ実感が、個人のパフォーマンス、組織パフォーマンス、更に会社の業績にもプラスの影響を与える。従業員が幸せになれば業績も自ずと上がる。

①肯定的で公式なフィードバック

②目標の設定と共有

③業務フォロー

④話の傾聴

上が、マネジメント考働。従業員が「働く幸せの実感」を得るためのマネジメントです。

「学び続ける人」「チャレンジし続ける人」は幸福度が高く、寿命も長い。学び続けることは、自らをアップデートし続けるということで、柔軟な思考、常に新しい自分であり続けることが、仕事も日常生活でもとても有益です。つまり学び続けているあいだは、幸せであり続けられるのです。読まれたかたも習慣化し、職場もプライベートも幸せであり続けて下さい。

(拝)


★ファクターとは因子:結果を引き起こすもとになる要素(エレメント)

★マインドセットとは固定された考え方や物事の見方を指す言葉。先天的な性質や経験、教育、育った時代背景によって形成されるもので、個人の信念や価値観も含まれる。

★アップデートとは、最新のものにすること