12月2日(日)、㈱萩原工務店さんの会社において、京都府型枠技能士会(フルハーネスの実体験)が開催されました。
自社からは、私を含めて4名参加しました。(初めてです(>_<))。メーカーさんからは、国元商会さんとサンコーさんにアドバイザーとして指導して頂きました。総勢60名の参加です。
(サンコー㈱水木主任様より説明)その後、各々が試着しました。装着した瞬間「包まれるような気分」「安心感がある」といった意見が多かった。種類によっては、着心地や感じが違います。(買うときは試着が必要ですね。帯リールにも種類があります。)
これまでの安全帯※吊った時体制がよくない。 フルハーネスは、見るからに安心です。(股間は注意!)
実際に吊られると、これまでの安全帯をする位置(腹ではなく腰に!)が、如何に大事か、等、再確認も出来ました。数年するとフルハーネスが当たり前になってきます。が、来年(2019年2月)から、今のフルハーネスも規格が変わりますので、焦って購入しないようにしましょう!
水木JSAAアドバイザーさんから「2022年1月には、完全にフルハーネスに移行するように義務付けされています。今から3年あります。安全帯の使用期限は、本体が3年・帯が2年とされていますが、使用頻度や現場条件によって変わってきますので、今あるフルハーネスを購入して、3年後くらい経った時に新規格フルハーネスを購入するのもひとつの選択肢です」
某ゼネコンさんは「規格が2019年2月から新しくなるので、今は購入は絶対しないように」とのこと
※今は、売れないでしょうね。
~フルハーネスについて~
参考に「墜落制止用器具ガイドライン/厚生労働省PDF」
墜落制止用器具ガイドラインの要点は3つだけ
①呼び名が「安全帯」から「墜落制止用器具」に変わる
→ようは、フルハーネス型安全帯のことを墜落制止用器具と呼ぶ
②「フルハーネス型」の着用が義務付けられる
→高さ6.75mを超える個所(作業床2.0m以上でも、2階建て以上でも、元請会社から規制)とされるが、ようは全員対象
③特別教育を受けなければならない
→安全衛生特別教育(学科4.5時間、実技1.5時間)別名「フルハーネス型墜落制止用器具特別教育」※早く受講したからと言って短くなるものではないと思います。
~自社のフルハーネスへの対応~
・特別教育・実体験を全員で行う(2019年5月)
・フルハーネスの新規格の中で、会社でまとめて購入する(2019年9月)
※腰袋との互換と空調服(2020年5月にフルハーネス用へ)の対応