ヒヤリハット(資材・運送編)

安全大会の中で、各部署代表でヒヤリハット報告を行いました。

その内容をここで再確認します。

参考にしましょう。


ヒヤリハット①(リフト作業)

状況:資材を持ち上げた際、資材が転倒・落下しそうになった

原因:リフトのツメが架かっているのを確認せず持ち上げたため

対策:1.周囲の作業員に確認してもらい指示のもと作業する 2.リフトから降りて目視で確認する


ヒヤリハット②(リフト作業)

状況:リフトの後輪タイヤが不自然でヒヤリとした

原因:1.タイヤ交換の業者が締め忘れていた 2.日常(始業前)点検を怠っていた

対策:運行前点検を必ず行う


ヒヤリハット③(リフト作業)

状況:パネルを運ぶ為にツメを差し持ち上げようとした時、それより先にあるパネルの山が倒れそうになった

原因:1.ツメを差し込み過ぎたため 2.ツメのマークが薄かった為に勘に頼った

対策:1.リフトから降りて確認する 2.ツメのマークをはっきりするように塗る


ヒヤリハット④(リフト作業)

状況:リフト作業時(移動時バック?)、人が近くにいてヒヤリとした

原因:1.資材に注力していて気付くのが遅かった 2.移動前の周囲確認不足

対策:1.周囲確認を確実に行う 2.声掛けする


ヒヤリハット⑤(ケレン作業)

状況:サポートケレンしていた時に、コンクリート片が目に入った

原因:保護メガネ、シールドをしていなかった

対策:保護メガネ着用(ヘルメットのシールドで目を守る)


ヒヤリハット⑥(ケレン作業)

状況:グラインダーでケレン作業中、刃が手のほうに跳ね返り手袋をかすめた

原因:ベニヤに釘が残っているのに気付かなかった

対策:1.釘が残っていないか確認しある場合は抜いてからケレン作業を行う 2.手袋着用


ヒヤリハット⑦(整備作業時)

状況:箱から金物が落ちてヒヤリとした

原因:パネルに金物を載せて2段積にしていて、上のパネルがずれた

対策:1.パネルに金物を載せるという行為は作業手順外(且つ、パネルとしては2段にしない 2.整理整頓


ヒヤリハット⑧(トラッククレーン荷下し作業時)

状況:作業現場にトラッククレーンを適正な場所に停止し、クレーンを動かそうとした時、アウトリガー張り出しが気になり確認したが、案の定、反対側のアウトリガーが出ていなかったためハットした

原因:アウトリガー張り出し作業が、手順から抜けていた

対策:1.安全装置(アウトリガー張り出しが出来ていないとクレーン自体が動かない) 2.作業手順を確実に行う(あせらない) 3.指差呼称で更に再確認

 


 

以上、8つのヒヤリハットでした。

対策のポイントとしては、3つに要約出来そうです。

①作業手順を怠らない。(作業手順書に盛り込む)

②指差呼称を行い再確認

③保護メガネ着用・ヘルメットシールド使用