第21回 平成30年度 安全大会
14:10~15:10 本社2F会議室
社長あいさつ(内容抜粋)
「安全第一」は、アメリカで、今から110年以上前に、USスチールのゲーリー社長が言った言葉。当時、不景気で、労働者が危険な業務に従事しており、多くの労働災害に見舞われ、会社の方針でもあった「生産第一、品質第二、安全第三」を「安全第一、品質第二、生産第三」へと抜本改革したことで、労働災害が減少し、結果、品質も生産も上向き「安全第一」(セーフティファースト)という言葉がアメリカから世界中に広まった。
日本では、毎年、7月から始まる1週間の期間の全国労働週間があり、今年で91回目を迎えます。6月には、各建設会社においても「安全大会」が予定されています。各事業所と働く人の協力により労働災害は、昔と比べてかなり減少してきているが、平成29年の労働災害は、全国的にみて、死亡災害が3年ぶり、休業災害が2年連続で、前年を上回る見込みだ。
今年の安全週間スローガンは、「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」
熊谷組北陸支店安全大会、櫻野社長挨拶より、①(「考動」考えて動く、常に一歩先を考えて作業することでヒューマンエラーを防止)②(「KYT」危険・予知・トレーニング、マンネリ化を防止して、皆が話し合う雰囲気が必要)
清水建設北陸支店事業主研修より、(「ダブルセーフティ」1つの危険要因に対して2重の対策)
※特に留意する3大災害について、
【熱中症】に気を付けるポイント
・気温ばかりではなく湿度も(WBGT)
・順化期間(暑さに慣れていない期間)/梅雨前の5月中~、梅雨明けの7月中~(暑熱順化)
・塩分(塩JOYサポート全員支給)・水分
・空調服、首を守る(防暑ダレ※そーかいくんⅡ全員支給)
・睡眠不足・体調不良の健康状態(朝食抜きとか飲み過ぎはだめ)
・熱中症予防教育
【転倒災害】に気を付けるポイント
・実は、労働災害の25%は転倒災害
・一般生活も含めると転倒災害で亡くなる人は交通災害で亡くなる人より多い
・「すべる」「つまづく」「踏み外す」・・・3大要因
・作業方法
「あせらない」
「滑り易いところでは小さな歩幅で歩行」
「明るさ確保」
「整理整頓清掃清潔4S」・・・これが一番大切
「転ばない体づくり:ラジオ体操の後でKTS運動」
「段差解消:段差箇所明示」
「作業手順(例):自分たちの足元のリスクを減らすために、大工は、通り直し用の桟木やパタパタの設置は、最後に、解体は、その取り外しを真っ先に行い足元を良くする」
「ポケットハンド禁止」・・・いざというときに手が出ない
【交通災害】に気を付けるポイント
・労働者死亡災害の2割を占めている。(その内の、3割が青ナンバー、2割が建設業の通勤時)(凍結や積雪のある12月が特に多い)
・交通ルールなどの教育・教育・また教育が必要
・他の車両からの視認性向上のため、早朝・夕方早めの点灯を
・急ハンドル・急ブレーキ等の急のつく動作やスピードの出し過ぎに対して注意喚起
この安全大会には、皆の給料というお金と時間がかかっていますが、皆の命は、お金には代えられません。皆が一年、安全にまた安心して、無災害で働いてくれたら安いものです。そして、この1時間は、一人が皆のことを考え、皆も一人のことを考え、安全第一を見つめ直す、良い時間にしよう。各部署の安全スローガンとトリプル安全行動目標は、頭に入れ、一年無災害記録に向かって頑張ろう。
・安全スローガンと3大安全行動目標の発表
・ヒヤリハット(この一年で感じたこと)発表とそれに対しての対策
・自社の災害事例・物損事故の発表と対策
・総評 まとめ
・安全宣言
・ガンバロー宣言
15:30~16:30 清掃活動(吉坂地内クリーン作戦)
安全大会の一環で、吉坂地内の川・国道・府道・市道・農道の清掃活動(ごみ拾い)を行いました。
47名の参加(9班体制、1班5名)で行いました。一通りの街道をごみ拾いすることで、地域の皆さんからもお声かけを頂いたり、それぞれの班で会話できたこと、協力できたことがほんとに良かったです。また、村もすっかり綺麗に!この日のための事前草刈や大会準備にも感謝!
ごみの量は、
可燃ごみ 90ℓ 3袋
不燃ごみ 45ℓ 10袋
缶瓶ペット 45ℓ 7袋
でした。
16:30~18:00 親睦会(BBQ)
以上、飲酒運転もなく、無事終了しました。
BBQ後に、若い子達を2次会に連れてってくれた○○さんにも感謝です。
おつかれさまでした~
※安全大会の報告として、ヒヤリハット内容は後日アップします。