一級型枠施工技能士取得に向けて(2017)

平成29年1月15日(日)京都府城陽市の石井工務店において、一級型枠施工技能士の実技試験を行いました。

関西型枠協同組合が職能開発機構より依頼されて実施している国家試験です。

 

大学センター試験日とも重なり、当日は城陽市(京都市内)にも雪が積もっていましたが、雪が心配だったのもあり、当日、受験者はもとより我々試験官も早くに集合しました。

 

しかし、舞鶴を出発する5時頃は。。。

前日50㎝の雪をかいた後、10㎝程積もった様子。(AM 5:00頃)

途中のパーキングエリアの様子。積雪が予想より多いです。

かなり不安になりました。。。

 

今年は、総勢46名が、実技試験に臨みました。福村建設からは3名です。

  

昨年より、技能検定委員(採点する補助員)を委託されており、井口社長・鳴海社長・後藤社長と共同で、出来上がったハンチベースの採寸を行い、時間管理・できばえ等の検査を行いました。

実技試験の採点は70点満点からの減点方式で、各所3mm以上の間違いは減点となります。

時間、態度、できばえ(隙間があると減点)もすべて加味しますが、不思議と1ヶ所間違えるとそれだけでは済まないのが、型枠の難しさだと今回痛感しました。合否は発表できませんが、できばえはABです。

 

本試験ということもあり、練習では出来ていたことも焦りからくる間違いや時間との戦い、使い慣れていない材料(9.0mmベニヤ・25*50桟木)による切断組立、「心が折れる」と呟きながら自分との戦い、この日の為に買った道具(かる子)が本番で折れたりと、ある意味仕事よりつらい試験を皆さん乗り越えることができました。

一週間後に学科試験が控えています。(学科試験は30点満点。1/22実施)

学科では、型枠工事以外の問題も出題されますので、集中して勉強しましょう。

 

帰りの道中は、南丹地域が雪が凄く、大変でした。(正直、疲れた~~のひとことでした。。。)

翌日は早朝より雪かきでした。今週は、ずっと週間予報が「曇り・雪だるま」となっていますが如何に??

 

(※型枠施工技能士の願書提出時期・・・10月最初の週。(と同時に講習の受付開始【10月末】)関西型枠協同組合では、実技本試験前に4日間講習を開催しています。(実技講習2日間【11月中頃】・学科講習2日間【12月末、1月初め頃】  ※平日は仕事のため実施できませんので、全て日曜日です。)