前回の、第28年度 安全衛生大会 1. の続きとしまして、
ヒヤリハット発表の各グループ内容の、紹介を致します。(^^)/
【 倉庫部 】
- 代表:H詰さん
- リフトの稼働範囲内に人が立ち入ると、とてもヒヤッとします。最近大工さんが倉庫のお手伝いに来てくれてとても助かっていますが、倉庫作業に慣れていない人達は、どこにいると危険なのか、いまいち分からないと思うので、必ずリフトマンの目の届くところにいてほしいです。
【 運送部 】2名
- 代表:TKさん
- 荷下ろしの作業中足元が滑り、こけてしまいました。3ヶ月に1度行っている会議は、意見交換やヒヤリハット報告などを通して、自分の知らないことを知ることが出来ます。危険防止への知識が増えることに繋がるので、とても意味のあるものだと思いました。
- 代表:N嶋さん
- 荷物の積み下ろしの際、加工材の上、ベニヤの上、鋼管の上にのぼって作業することがあります。特に雨の日や雪の日は、本当によく滑るのでヒヤッとします。また、クレーンにラジコンがつき、作業がとても楽になりましたが、片方の手はラジコン、片方は積荷へ。と、なってしまうので足元への注意力が散漫になってしまい、危険だなと感じます。手元だけではなくて、足元にもしっかり気を配るようにしています。さらに、走行中荷崩れに気づかず、現場に着いてヒヤッとすることがあります。対策としては、少しでも怪しいなと感じた時は、必ず停車し積荷の確認作業を行っていきたいと思います。
【 島本班 】2名
- 代表:S本さん
- 支保工足場上でビテイ連結部の10cmの隙間に足が挟まりケガをした、という事故がありました。すぐに是正しましたが、これぐらいの隙間なら誰も転落しないだろうという思い込みが皆にあったと思います。これが事故の原因です。また、開口養生のベニヤに躓き転倒した際、ちょうど膝をついた所に金物があり、負傷した、という事例もありました。
- 代表:親方
- 先ほどの開口養生ベニヤに躓き、こけた。という事例の約10分前に、自分も同じ場所で躓きました。ささいなことでも注意し、気付いた者が報告し、作業員全員が周知して気を付けていかなくてはならないと思っています。
【 井手班 】
- 代表:IDさん
- 立馬からの転落防止のため、取付必須になった手摺が、少し力が加わっただけで外れてしまうことがありました。安全のために取り付けましたが、逆に危険なこともあるという事です。これは構造に問題があったと思います。なので、皆さん気を付けてください。また災害事例としては、土木工事でサポート補強をしていた際、転落し肋骨を骨折するという事故が起きました。すぐに現場はストップし、その日は夜の10時まで安全について協議しました。本人は勿論そうですが、現場の人間もとても大変な思いをしたので、事故防止にはこれからも十分努めていきたいと思います。
【 田中班 】
- 代表:T中さん
- 今まで体験した、ヒヤリハットの発表をします。職長になったばかりの頃、工程に追われ焦っていました。そんな中、急いで資材を運ぼうとした時にベニヤが足場の隙間から落ちて、歩道の方へ・・・。幸い人はいませんでしたが、ガードマンがびっくりした顔をしてこちらを見上げていたのを今でも覚えています。更に数年後の事例としては、雨の日に、まあ大丈夫だろうと思って基礎ベースの上(コンクリート)を金物袋を持って歩いていました。傾斜を上から下へ移動中、足がすべって転んだとき腰に付けていたハンマーの柄が脇腹にあたって負傷しました。普段は大丈夫だと思っていても、天候によって様々な事故が発生します。気を付けなければならない事を学びました。
【 本隊 大工班 】
- 代表:Y本さん
- 本隊大工班は、入社してから現在まで6年間無事故無災害です。声を掛け合うことは勿論、自分自身が気を付けている事としては、釘が飛び出していたらすぐさま抜く。など、小さな事でも気が付いたことがあれば対処していくように気を付けています。一作業一片付けの精神で作業していくことは、とても大切だと考えています。
【 本隊 解体班 】2名
- 代表:Y井さん
- 朝の朝礼で、立ち入り禁止区域について説明がありますが、聞いていない者がいて危険だなと感じることがあります。危険区域に入ってしまいそうな者には、気が付いたらその都度声は掛けていますが、全員に情報が行き届くにはどうすればいいか疑問です。また第三者がいる場合、どのような対処をしていけばよいのか、教えてくださいT戸さん↓
- 代表:T戸さん
- T戸です。朝礼や昼礼で、監督や他の業者の親方に声を掛けても、なかなか下の作業員にまで情報は伝わりにくいので、とにかく自分が気が付いた時点で積極的に声を掛けていくべきではないのかなと考えます。
【 大島班 】
- 代表:A立さん
- 以前、作業中に鼻を裂傷するという事故が起きました。焦ってしまい、十分に声掛けが出来なかったことが要因であると考えます。それからは、落ち着いて、必ず分かりやすい声掛けを行うようにしています。
【 竹本組 】2名
- 代表:K出さん
- 鋼管を受け取ろうとして、地足場から身を乗り出した所、届かずこけそうになった事があります。その時は、安全帯を付けておらず危険だったので、必ず付けるように意識をしています。
- 代表:M田さん
- 普段からみんな仲が良く、よく話します。現場でもそうであるように、どんな小さなことでも声を掛け合うことが、何よりも大切だと考えます。声を掛け合うことで防げる事故もあると思うので、これからも意識して作業を行っていきます
【 常塚組 】
- 代表:H谷川さん
- 勾配屋根のスラブ上を物を持って運んでいた所、滑りました。(この時、いつもと違う長靴を履いていました。)かなりの秒数滑りましたが、幸い組んであった型枠にぶつかりストップして、止まることができました。不安定な場所では、無理は禁物、絶対に無理はしない、と考え作業に臨んでいます。(その後、いつもと同じ新しい長靴を買いました。)
『 安全宣言 』
私達は、常に生き生きと気持ちよく働くことを願っています。尊い命は無論のこと、家庭の幸せを奪う労働災害を絶滅することは至極当然であり、いかなる経済状況下にあっても産業活動の陰で命を落とし、健康を損ね、傷つく者がいるということは決して受容できるものではありません。私達は、安全で快適な職場をつくるためすべての職場で、設備と作業の安全を確保し、災害ゼロの実現に努力致さなければなりません。私達は、命の尊さに思いを及ぼし、この大会参加者の英知を集め、ゼロ災達成に向けて前進することを誓い、もって、ここに宣言します。
平成28年5月21日 福村建設株式会社 安全衛生委員会
以上、ヒヤリハット発表のようすでした(^^)/