こんにちは!福村建設です(^^)/
会社としての取り組みではありませんが、百姓日記を公開したいと思います。
米つくりです。
苗は、JA若狭(高浜)産の「あきさかり」です。
「あきさかり」は、コシヒカリの孫にあたる福井県で一番新しいブランド米です。
平成21年に生まれ、収穫期の秋、人々がこの品種の魅力に満足し、長く愛され繁栄することを願って「あきさかり」と命名されました。
田植え時期は、1週間~10日間ほど遅く、収穫も遅くなります。
稲の草丈が低く倒状に強く、穂数が多くて、高温にも強く、育てやすい品種であります。
精米白度が高く、味にクセがない、誰にでも好まれる味で、粘りのある食感です。
とある方が教えてくださった、「コメは、その場所(地域)の水で炊くのが一番美味しい」と、不思議と山の麓に近い川の水で、育つ米は美味しいと言われます。
確かに一理あり。食べて頂いている方々に聞くと「吉坂のお米は美味しい」と言われます。
厄介なのは、いのししとの格闘です。
あいつらは、夜、うりぼうとかの集団(6~7匹)で行動しており、昼間はデカイやつが1匹で行動しているようです。
昨年は夜に4回、昼に3回出くわしました。格闘日記は、後日に報告します。。m(__)m
- 【4月中旬】志摩機械さんに荒起こしと畔付け(あぜつけ)をお世話になりました。
(※ 荒起こし・・・トラクターを使って、田を耕す作業。
畔付け・・・田の水の漏れるのを防ぐために、壁土状にした土を鋤(すき)などで畦(あぜ)に塗って固める作業)
- 【5月1日】肥料まき
- 【5月3日】代掻き( ※ 田んぼに水を張って、土の表面を平らにする作業 )
代掻きは、まず代掻き前に肥料の半分をまんべんなく手まきし、代掻き後に残り半分をまいてその後仕上げするのが丁寧な手順です。しかしGWにドライブが出来る様、1日で終わるように休みなく頑張りました。(本来なら2日間要します。)
- 【5月8日】田植え
規模は、田が3ヶ所あり、1.9a+0.7a+1.2aの計3.8a(反)です。
田植えの順序(自我流)のこつ
紫の → が田植え機械の進行順
赤の → が田植え順で破線に沿って植えていきます。
【1】田んぼ脇に、苗を並べて置く。(田植え機に手渡しし易い様に工夫)
また、田んぼの水の高さも大事です。深すぎると苗が浮いてくるためです。
【2】田植え機を使って、2列分のしるしをつけて(4条×2列)スタート準備をします。(この時、苗は植えません。しるしをつけるだけです。)
4条×2列=これが隙間なく植えられる基準だと思っています。
【3】植え付けスタート
サイドに付けたラインを目安に、田植え機械の中心棒を合わせて、まっすぐ植える
【4】苗の補給時の様子
※1列植える度に、田植え機械のサイドにあるしるし棒で、次の列の中心部分になるところにラインをつけていきます。
奥に向かうときは右に。手前に帰ってくるときは左に。
【5】田植え完了。その日のうちに、田んぼの水を少し増やします。
【6】後は、水の量を稲刈りの日まで、管理していきます。※「あきさかり」栽培暦より。
5月上旬 深水
5月中旬 浅水
5月下旬 浅水
6月上旬 浅水
6月中旬 浅水
6月下旬 中干し
7月上旬 中干し
7月中旬 間断通水
7月下旬 間断通水
8月上旬 間断通水
8月中旬 間断通水
8月下旬 間断通水
9月上旬 間断通水
9月中旬 落水
★9月18日(日)もしくは、9月19日(月)(敬老の日)
★9月22日(木)(秋分の日) ※2回に分けて稲刈り(予定)
今年は、田植え翌日の月曜日が雨だったので、晴々とした最高の日とかさなったと思います。
昨年の収穫は、玄米にして、30kg☓63袋出来ましたが、今年は如何に。。