~鋼管~

こんにちは!福村建設です(^^)/

今回のご紹介は『鋼管』です。

鋼管とは、鉄(鋼)で出来た管形のものを言います。

型枠的に言いますと、コンクリートの側圧に耐えるとともに、枠材の水平、垂直を保つための補強材です。

セパと金物を利用して使用するのですが、鋼管は、型枠を建込む上で重要な役割を果たす材料です。

骨格的存在と呼ぶのも良いのかもしれません。

【現場写真】

 

 

自社で保有している鋼管

      • 4.0m   (60*60)      鉄鋼管/ハイテン
      • 3.5m   (60*60)      鉄鋼管/ハイテン
      • 3m    (60*60)      鉄鋼管/ハイテン
      • 2.5m   (60*60)      鉄鋼管/アルミバタ
      • 2m    (60*60)      鉄鋼管/アルミバタ
      • 1.5m   (60*60)      鉄鋼管
      • 1.25m   (60*60)      鉄鋼管
      • 1m    (60*60)      鉄鋼管

自社で保有している鋼管の中には鉄鋼管以外に種類があり、ハイテン素材アルミ素材のものがあります。

長さ3.0m~4.0mのものは、鉄とハイテン。

2.0mと2.5mのものは、鉄とアルミ。というようにそれぞれ2種類ずつ扱っています。

締付用の端太としては、アルミ(アルミス2S-60)でも使用OKですが、

支保工材としては、ピッチを750mm以上飛ばせないので基本使用出来ません。

セパピッチが壁では、600mm以上離れることは無いと思うので、壁の締付等ではアルミの使用が出来ます。

 

鉄鋼管

壁の締付バタ(縦バタ・横端太)、根太、大引きとして使用します。

福村建設では、L=1.0、1.25、1.5、2.0、2.5を保有。

 

ハイテン】

壁の締付バタ(縦バタ・横端太)、根太として使用します。福村建設では、L=3.0、3.5、4.0を保有

▼ハイテンの重量表

  単重量(kg) 束(本) 束重(kg)
4m      11.5  50 575
3.5m 10.6  50 530
3.0m 8.6  50 430

▼鋼管(鉄)の重量表

  単重量(kg) 束(本) 束重(kg)
4m      16.24 50 812
3.5m 14.21 50 711
3.0m 12.18 50 609

ハイテンとは、合金鋼であり、一般に「高張力鋼(こうちょうりょくこう)」と呼ばれています。

合金鋼とは性質を変えたり、用途に応じた特性を得るためにいくつかの元素を調合した鉄です。

ハイテンの場合普通の鉄よりも、鉄中の炭素(C)が多く含まれています。

ハイテンが鉄の鋼管よりも優れている点はその「重さ」です。

大工さんに「鋼管とは?」と質問してみると「…。重いもの!」と答えてくれました(゜.゜)

その通り、鉄の鋼管は重いのです。

鉄鋼管4.0m1本の重さは16.24㎏。現場へトラックで運ぶ時、大工さんが担いで運ぶ時。「重量」は課題です。

その面で優れているのがハイテンです。

軽量化だけでは無く、引張や圧縮にも強い変形がしにくいものです。

 

アルミバタ

壁の締付バタ(縦バタ・横バタ)に使用します。

支保工材としては使用しません。福村建設では、2.0m、2.5mのみ。

▼アルミ重量表

  単重量(kg) 束(本) 束重(kg)
2.5m   3.5 50 175
2.0m 2.8 50 140

▼鋼管(鉄)重量表

  単重量(kg) 束(本) 束重(kg)
2.5m   10.1 50 508
2.0m 8.1 50 406

アルミは、鉄ではなく金属です。

アルミで出来ている代表的なものといえば1円玉です。1円玉を想像して分かるように、アルミニウムというのは重量がとても軽い物質であるため、鉄と比較をすればその重さは1/3となります。

アルミは耐食性にも優れています。酸素と結びつきやすいので、アルミの表面には護力の強い酸化皮膜が形成されるので自然と腐食を防ぎます。

アルミバタは、ハイテンと鉄鋼管とは材質も強度も違う、全く別のものです。

 

 

4mや2.0mの場合、現場で大工さんが使用するのはハイテン、アルミです。

ですので、発注があった場合鉄鋼管を使用するのかハイテン、アルミなのかを確認した後現場へ搬出します。

・強度を重視したい場合→鉄の鋼管を使用

・型枠の締め付けと、間隔を保ってベニヤの通りを真っ直ぐにしたい場合→ハイテンとアルミを使用

鉄鋼管とハイテンとアルミバタの強さ↓

   鉄鋼管>ハイテン>アルミバタ

 

ハイテンと鉄鋼管のメーカーさんは大和鋼管工業㈱さん。

アルミ鋼管はアルミス㈱さんです。

▼ こちらの「2S-60」を 購入させて頂きました。

                

▼アルミバタ 性能試験表

    

▼鋼管/ハイテン 試験成績表

  

 

鋼管のメンテナンス】

ハイテンとアルミには、中にコンクリートが入り込むと曲がってしまうため、端と端にキャップを付けます。

キャップの名称を「ハネキャップ」と言います。

  キャップ1 2キャップ

 

束にする際、鉄鋼管とハイテンには、種類を分けるために青とピンクの色をつけます

青とピンクは福村カラーです。

     青・・・鋼管

     ピンク・・・ハイテン

また、1.0mと1.25mの見分けがつきにくい為に、1.25mの鋼管にもピンク色を塗ります。

鋼管ピンク 青

 

10列を5段で1束50本を番線で結束。各種50㎝間隔で製品を在庫にしています。

一束  ◀1束 50本

 

1m 1.25m 鋼管  1.5m 鋼管 

  (1.0m、1.25m 鋼管)            (1.5m 鋼管)

2.0m 2.5m アルミ 3m 3.5m ハイテン

      (2.0m、2.5m アルミ)           (3.0m、3.5m ハイテン)

4m ハイテン

          (4.0m ハイテン)    

(重量と保有数)   

品名 資材名 単重量kg 束重量kg 保有数
鋼管 鋼管4.0m 16.24 50 812 880
鋼管3.5m 14.21 50 711 125
鋼管3.0m 12.18 50 609 0
鋼管2.5m 10.15 50 508 4000
鋼管2.0m 8.12 50 406 4000
鋼管1.5m 6.09 50 305 6000
鋼管1.25m 5.08 50 254 500
鋼管1.0m 4.06 50 203 13500
ハイテン鋼管 ハイテン4.0m 11.50 50 575 15000
ハイテン3.5m 1.60 50 530 5000
ハイテン3.0m 8.60 50 430 5000
アルミバタ アルミ2.5m 3.50 50 175 2500
アルミ2.0m 2.80 50 140 2500

 

【ケレン】

鋼管ケレン機は、ブラシで鋼管についているコンクリートを落としていきます。

ブラシのケレンの後、それぞれの長さのラックに流れていきます。

ただし1.0mと1.25mの鋼管と、アルミ鋼管はケレン機には流しません。

1.25m鋼管はそのサイズのラックが無いため。アルミはケレン機のブラシで塗装が剥げてしまうためです。

1.0mは、ラックはあるのですが、大きさがラックギリギリなためケレン機から落ちてしまうことが多いのであまり流さないようにします。

ですので、1.0mと1.25mの鉄鋼管とアルミバタのケレンは手作業です。

  ケレン

        (ケレン機のブラシ)          (手作業)

 

①未ケレンの鋼管がコンベアで送られ、右へ流れていく。

②途中流れながら、ブラシの間を通る。流れていく鋼管を、ブラシがケレンしていく。

③ここにケレンされた鋼管が流れてきて、それぞれの長さに分けられたラックへ落ちていく。

 

 

以上、鋼管の紹介でした(^^)/